南下E号古墳

精緻な石室で朱色作業線が残されている

吉岡町指定史跡(平成22年3月24日指定)

本古墳は径約17m、高さ約2mの円墳であり、石室は南西方向に開口しています。石室の側壁は榛名山の角閃石安山岩で、天井石は安山岩の自然石を使用しています。特に、奥壁、側壁は精緻な截石切組積で、石材加工技術は、A号古墳より進んでいます。石室構築時の石材加工に伴う朱色作業線が数多く残っています。7世紀末頃の構築と推定されます。現在は、入室制限をしています。

基本情報

住所 群馬県北群馬郡吉岡町大字南下字大林1323-3
お問い合わせ
  • 吉岡町文化財センター
    TEL:0279-54-9443

アクセス

<お車で> 関越自動車道 駒寄SICから約5分
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