感震ブレーカーを設置しましょう
- 最終更新日
- 2025年07月08日
- 記事番号
- P004384
「感震ブレーカー」とは
「感震ブレーカー」は、地震発生時に設定値以上の揺れを感知したときに、ブレーカーやコンセントなどの電気を自動的に止める器具です。感震ブレーカーの設置は、不在時やブレーカーを切って避難する余裕がない場合に電気火災を防止する有効な手段です。
地震発生時は通電火災にご注意を
過去の大規模地震による火災のうち、原因が特定されたものの過半数が電気関係の火災でした。(東日本大震災:108件中58件,阪神淡路大震災:139件中85件)
設置にあたってのご注意
-
- 分電盤タイプなどのように、地震発生時に家庭内のすべての電気を遮断するものについては、医療機器などへの影響が考えられますので、設置にあたっては注意が必要です。
- 夜間に地震が発生した場合に照明が消えることで、屋外への迅速かつ安全な避難の妨げになることも考えられますので、非常灯や懐中電灯を準備しましょう。
- 感震ブレーカーが設置されていても、避難の際はブレーカーを再度確認する余裕をもって行動してください。
- 感震ブレーカーは性能と費用に幅があるため、購入、設置にあたっては、お住まいの環境に適したものをお選びください。
- 分電盤タイプなどの工事が必要なものについては、電気工事店にご相談ください。